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りんごの棚写真

12/10読書バリアフリーフォーラム~こんな立場の人も読書バリアフリーを必要としています!~

「読書バリアフリー」と聞くと、多くの人は「視覚障害者」の読書問題というイメージをもちやすいかもしれませんが、実際には、さまざまな立場から読書にバリアを感じている人がいます。また「読書バリアフリー」に関する情報が当事者に正しく届いていなかったり、周囲の理解が不足しているため、本人があきらめていたり、あきらめさせられているケースも少なくありません。

今回のフォーラムでは、あらゆる立場・年代の方の生涯学習・社会教育の場となっている公共図書館の実践紹介や、学習障害や肢体不自由など、多様な立場の人が必要としている「読書バリアフリー」について出演者と考えます。

チラシ画像
クリックしてPDFをひらく

 

※後日アーカイブ動画の配信を予定しております。
※本事業は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受け実施されています。

開催詳細

【日時】

2023年12月10日(日) 13:00~16:00 

【会場】

あうるすぽっと  3F  会議室(豊島区立舞台芸術交流センター)

東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
(東京メトロ 有楽町線 「東池袋駅」6・7番出口より直結)

【定員】 70名(先着順)
【参加費】 無料
【プログラム】

講演「ディスレクシアの私と読書 ~読み書きが困難でも本が好き~」
講師:藤堂栄子さん(星槎大学特任教授 認定NPO法人エッジ代表)

豊島区立図書館の取り組み紹介

パネルディスカッション
パネリスト:
藤堂栄子さん
中野まこさん(自立生活センター十彩代表)
小池信彦さん(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長)
コーディネーター:宇野和博さん(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)

※内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【情報保障・車いすでの来場】

当日の印刷物のテキストデータの事前配信等、必要な配慮がありましたら、お申し込み時にご相談ください。ただし、ご希望に沿えない場合もございますので、ご了承ください。
また介助者の有無や車いすでのご来場予定につきましても、事務局までご相談ください。

【申し込み方法】

以下のウェブフォームか、メール、ファックスでも受け付けています。
次の4つの必要項目を参加者全員分、文字・活字文化推進機構「読書バリアフリー係」までお送りください。
①氏名
②職業(ご所属など)
③電話番号またはファックス番号
④お住まいの都道府県

※出演者へのご質問等もございましたらお寄せください!

現地参加 お申し込みフォームはこちら

定員に達したため、募集を締め切りました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。
取材をご希望の方や、キャンセル待ちをご希望される方は、事務局までお問い合わせください。

※アーカイブのご視聴を希望の方へ
 動画の公開については、このページでご案内いたします(2024年1月までに公開予定)。

同時開催 豊島区立中央図書館「りんごの棚」見学

りんごの棚写真

会場建物4階の豊島区立中央図書館内には、バリアフリー図書を集めたコーナー「りんごの棚」が設置されています。開演前、開演後に自由にご見学いただけますので、是非お立ち寄りください。

🍎「りんごの棚」とは?

共催

文字・活字文化推進機構 豊島区

協力

有限会社 読書工房

講師略歴

藤堂さんお写真藤堂栄子さん(星槎大学特任教授 認定NPO法人エッジ代表)
ディスレクシアの研究者・支援者・保護者・当事者・活動家。24年前、息子が留学先イギリスでディスレクシアだと判明し、有効な支援を適切に受けられた経験をきっかけに日本でのディスレクシアの支援、啓発のためNPO法人エッジを設立。著書に『ディスレクシアでも大丈夫!—読み書きの困難とステキな可能性』(ぶどう社)。

中野さんお写真中野まこさん(自立生活センター十彩代表)
ウルリッヒ型先天性筋ジストロフィーにより筋力低下のため、電動車いす、就寝時のみ人工呼吸器を使用しながら、重度訪問介護を利用して自立生活をしている。障害当事者団体で自立支援、権利擁護活動等を行っている。全国自立生活センター協議会常任委員、障害平等研修登録ファシリテーター。共著に、『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』(学事出版)など。好きな作家は種村有菜さん、村田沙耶香さん、今村夏子さん。

小池さんお写真小池信彦さん(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長)
調布市立図書館長、文化審議会著作権分科会委員(第13期〜19期)などを歴任し、現職。2008年より、国立国会図書館資料デジタル化及び利用に係る関係者協議会委員。2019年より、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会委員、学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム委員なども務める。

宇野さんお写真宇野和博さん(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)
東京学芸大学教育学部卒業後、都内中学校教諭を経て現職。日本弱視者ネットワークの教育担当役員として、弱視者のための教育環境の改善に取り組む。拡大教科書の普及、著作権法改正や教科書バリアフリー法の制定、障害者の読書環境を整備するためのマラケシュ条約の国内批准、読書バリアフリー法制定など、長年、障害者の読書環境の整備に尽力。NHKラジオ「視覚障害ナビ・ラジオ」レギュラーコメンテーターも務める。

お問い合わせ

公益財団法人 文字・活字文化推進機構
TEL:03-3511-7305(平日10:00~17:00)
FAX:03-5211-7285
MAIL:office@mojikatsuji.or.jp