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12/7「学校図書館図書等の整備・拡充」と「教科書での紙とデジタルの最適化」 を求める各界連絡会 開催

「学校図書館図書等の整備・拡充」と「教科書での紙とデジタルの最適化」 を求める各界連絡会を開催しました

 1993年以降、5年ごとに拡充されてきた「学校図書館図書整備等5か年計画」は、学校図書館の機能を充実させ、小中学生の不読率改善という成果を生み、学校図書館制度・政策の土台となっています。 本年度より施行された第6次計画(2022~2026年度)では、第5次より50億円増額となる総額2400億円が実現しました。この予算(地方財政措置)は、これからの5年間に学校図書館の図書・新聞購入費、学校司書の配置に関わる経費として措置されたものですが、地方財政措置の予算執行は各自治体の判断に任されています。目的に沿って予算執行していただくべく、学校図書館の現状や相模原市の事例等を報告しました。
 また、2024年度から段階的に導入されるデジタル教科書については、紙の教科書とデジタル教科書のそれぞれが持つ特徴をふまえて併用するなど、児童・生徒の特性や学習内容に応じてハイブリッドな教育環境の整備を行っていくことなどが示されました。
 以上の2点をご報告すべく、表記の集会を開催いたしました。

とき

2022年12月7日(水)14時~15時

ところ

衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール

主催

公益財団法人 文字・活字文化推進機構
学校図書館整備推進会議

共催

学校図書館議員連盟
活字文化議員連盟

内容(敬称略)

【主催挨拶】
山口 寿一:文字・活字文化推進機構理事長

【来賓挨拶】
塩谷 立氏:学校図書館議員連盟会長
上川 陽子氏:活字文化議員連盟会長

【出席議員紹介】

【報告】
「学校図書館図書等の整備・拡充について」(現状報告)
里見 朋香氏:文部科学省大臣官房審議官(総合教育政策局担当)
「教科書における紙とデジタルの最適化」(現状報告)
寺門 成真氏:文部科学省大臣官房学習基盤審議官
安井 順一郎氏:文部科学省初等中等教育局教科書課長
「神奈川県相模原市事例」
中村 太郎氏:相模原市書店協同組合専務理事
まとめ
笠 浩史氏:学校図書館議員連盟・活字文化議員連盟事務局長

【閉会挨拶】
河村 建夫:文字・活字文化推進機構会長、学校図書館議員連盟顧問