公正で民主主義の基盤であるはずの公教育の現場は、いま、その機能を失いつつあります。わけても小中学校と特別支援学校の学びの整備状況の格差は、その具体例でありましょう。たとえば、「学校図書館図書標準」(1993年策定)の達成率は、30余年後の現在、小学校71.2%、中学校61.1%に対し、特別支援学校は小学部15.5%、中学部3.6%です。学校司書の配置状況は、小学校72.0%、中学校71.4%に対し、特別支援学校の小学部、中学部はいずれも17%です。この数値は、障害のある子どもたちを置き去りしてきた教育行政の現実を物語っています。これはシンポジウムの大きなテーマとなります。
学校司書配置の遅れは、学校図書館を劣化させる大きな要因であり、校種を問わず、配置の充実を急ぐ必要があります。子どもが通いたくなる図書館を実現するには、常勤の学校司書を必置することが重要であり、シンポジウムでは第7次「学校図書館図書整備等5か年計画」を視野に、論議を進めます。
開催詳細
| 【日時】 |
2026年3月5日(木)13:00〜15:30 |
| 【会場】 |
出版クラブホール(東京都千代田区神田神保町1-32 出版クラブビル3階) |
| 【定員】 |
150名(先着順) |
| 【参加費】 | 無料 |
| 【テーマ】 |
「特別支援学校の教育環境の現状とその改革に向けて」 <コーディネーター> |