「凸面点字器『トツテンくん』の無料貸し出し」について
ヨーロッパで点字が生まれて200年にあたる昨年スタートした本事業は、累計で延べ500館を超える公共図書館・学校図書館等からお申込みをいただいている「読書バリアフリー体験セット無料貸し出し事業」から飛び出したスピンアウト企画です。こちらも小学校から大学まで、授業に活用いただくなどすでに幅広い分野から関心が寄せられています。
この事業の特徴は、点字器(最大330セット)と点字学習用動画(指導者向け・児童生徒向けの2種類)をセットで貸し出すことで、指導する側のハードルを下げ、予備知識なしで授業やワークショップを行うことができるところにあります。

(貸し出し動画より)
点字を学ぶことは、障害のある方の感じている不便さを自分事として考えるきっかけになりますし、そのことを通じて他者を思いやる心が育まれるといった効果も期待されます。反対に、点字を読めることの「すごさ」を体感することで、障害のある方の多様な能力に気づき、お互いの理解を深めることにもつながります。
「参考動画」公開のお知らせ
ご紹介した2種類の点字学習用動画には、実は番外編の「参考動画」があり、一緒に貸し出しを行っています。
この動画では、事業の立ち上げに全面的にご協力いただいた豊島区立中央図書館(ひかり文庫)点字指導員の松本晶子様さんをご紹介しています。ご自身も点字を日常的に使う視覚障害当事者としての普段のお仕事ぶりや暮らしのこと、点字への特別な想いを語っていただいた松本さんへのインタビューなどで構成されています。
インタビューでは、松本さんが点字を学ぶようになったきっかけ、点字の大切さ、家事や育児などご自宅での日常生活の様子など、なかなか知ることのできない興味深い内容が盛りだくさん。そして何より、松本さんの明るく前向きなお人柄が感じられて、この動画を見た方が「松本ファン」になること間違いなしの内容です。
当機構では、この動画をできるだけ多くの方にご覧いただきたいと、関係者のご理解を得て、このたびホームページ上に公開する運びとなりました。
ご興味ある方は、是非ご覧いただき、感想を寄せていただければ幸いです。
【参考動画】ひかり文庫(点字図書館)で働く松本さんのご紹介
大きな画面で見る場合はこちらから(文字・活字文化推進機構のYouTubeチャンネルに移動します)