記事を検索

第3期「読書バリアフリーサポーター養成講座」のご案内

第3期「読書バリアフリーサポーター養成講座」を開講いたします。

2023年に開催したシンポジウム「読書バリアフリーと学校司書の役割」にて「学校における読書バリアフリー推進のためには、資料の配備と、その資料を活用するための人材の拡充、そしてバリアフリー図書について広く知らせていくことが重要である」とのアピールが採択されたことを受け、当機構では2024年度より読書バリアフリーサポートの基礎的な考え方を学ぶ「読書バリアフリーサポーター養成講座」を開講いたしました。

大盛況のうちに終了した第2期に続き、第3期を開講いたします。
今期の最終回(現地開催)は、本講座初の関西開催!大阪市立中央図書館にて行います。
ぜひご応募くださいませ。
第3期は第1期で事前収録済みの動画受講(第1~3回)と現地開催講座の受講(最終回)を組み合わせた、全4回の講座です。

申込フォームはページ下部にございます。各種注意事項等をご確認のうえ、お申し込みください。
 お申し込みを締め切りました。沢山のお申し込みをいただきありがとうございます。

※やむを得ず欠席やレポート未提出となった回がある場合は、次年度開催する4期(最終回は東京で開催予定)で同回を受講・課題をご提出いただければ、修了扱いといたします。

※ 本講座は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成のもと実施いたします。

第1期講座のダイジェスト映像を大きな画面で見る場合はこちらから(文字・活字文化推進機構のYouTubeチャンネルに移動します)

講座の概要  ~この講座で身につくこと~

「読書の困難や障害当事者の実情とは?」「読書バリアフリーとは?」「バリアフリー図書とは?各業界の取り組みとは?」
そんな疑問に答える基礎的な知識や基本的な考え方を掴む理論編(第1回~3回)として、それぞれのセクションに関わる有識者の方からお話しいただいた動画を配信いたします(事前収録済み)。
最終回(第4回)では、障害当事者や実際に支援を行っている講師をお招きして、当事者視点のサポートニーズを学ぶプログラムや、講師からの講評・質疑応答、他受講生との交流会等を行います。

この講座を通して、受講生の皆様には次のような「読書バリアフリーサポーター」を目指していただきたいと願っています。
・それぞれの活動場所で、読書バリアフリーに関する取り組みを中心になって推進する人
・誰かの読書の困りごとに対して、アドバイスができる人
・この先の読書支援のあり方を、柔軟に、持続可能な形で考えられる人

修了について

① 第1~3回講義動画の視聴とレポートの提出(動画配信後2週間以内に提出・1,200字~)
② 第4回(現地開催)への出席
以上2点を満たしていただいた方へ、「読書バリアフリーサポーター養成講座」修了証をお渡しします。

※ 動画は公開日から2026年2月末頃(予定)まで、何度でもご視聴いただけます。
※ 第4回につきましては、現地開催への出席が必須となります。アーカイブ動画の配信等は行いません。
※ ただし、やむを得ず欠席やレポート未提出となった回がある場合は、次期に同回を受講・課題をご提出いただければ、修了扱いといたします。
※ 本講座を一度修了された方は、次期以降の再受講はできません。

2025年11月9日(日)16:00~18:00に、受講生を対象としたオンラインオリエンテーションを行います。

 オンライン会議システムを使用し、事務局からのご連絡と監修の成松一郎さん・野口武悟さんからのお話、受講生の皆様のお顔合わせ等を行います。 第1回講座に関するご質問なども受け付ける予定です。(こちらは修了要件には含まれませんが、出席を推奨いたします)。

第3期(2025年度)スケジュール(以下の全4回+オンラインオリエンテーション)

開催日時(予定) テーマ(予定) 内容(予定) 登壇者

10月末配信

※動画受講

読書バリアフリー総論①
「読書困難の実態と障害に応じたニーズを知る」
障害の特性や困りごと、障害当事者のニーズなどを紹介します 成松一郎さん(読書工房)
読書バリアフリー総論②
「読書バリアフリーの歴史」
読書バリアフリー法の成り立ち・関連団体の動きや経緯をお伝えします。著作権に関する課題にも触れます 野口武悟さん
(専修大学教授)

11月下旬配信

※動画受講

主なバリアフリー図書の紹介 主なバリアフリー図書を紹介します

野口武悟さん
(専修大学教授)

取り組み事例紹介①
~点字図書館編~

点字図書館の役割やサピエについて紹介します 久保田文さん(日本ライトハウス情報文化センター)

12月下旬配信

※動画受講

取り組み事例紹介②
~学校・大学図書館編~
学校・大学における読書バリアフリーの取り組みを紹介します 野口武悟さん
(専修大学教授)
取り組み事例紹介③
~公共図書館編~
公共図書館における読書バリアフリーの取り組みを紹介します 田中彩子さん
(墨田区立ひきふね図書館)
取り組み事例紹介④
~国会図書館編~
「国立国会図書館障害者用資料検索『みなサーチ』を障害当事者はどのように利用するか」をテーマに紹介します 杉田正幸さん(全盲・国立国会図書館 利用者サービス部 サービス運営課総合案内係)

取り組み事例紹介⑤
~出版界・書店編~

出版界での読書バリアフリー対応の動きや、書店(リアル書店・電子書店)について現状を紹介します 植村八潮さん
(専修大学教授)
2026/1/17(土)
10:30~16:30

※現地開催のみ

読書サポート概論 分かりやすさの支援・音訳などの支援、現状の課題などを伝えます 成松一郎さん(読書工房)
読書のバリアに寄り添う 読書困難の当事者や、実際にサポートを行っている方から、特性やニーズを学びます 調整中
質疑応答・まとめ 講座全体をとおして、質疑応答・まとめなどを行います 成松一郎さん(読書工房)
野口武悟さん
(専修大学教授)
修了式・交流会

修了証授与や受講生交流会、事務局からのご案内など

成松一郎さん(読書工房)
野口武悟さん
(専修大学教授)

※ 時間は都合により前後する可能性がございます。また、内容・順序等も変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

最終回会場:大阪市立中央図書館 中会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)

講座テキスト:読書バリアフリーサポート入門―誰もが読書を楽しめる社会へ―(読書工房)
       ※講座受講生の皆様には、講座開始前に無料でお届けいたします。

主催・後援

主催:公益財団法人 文字・活字文化推進機構
協力:大阪市立中央図書館
後援:一般社団法人 出版文化産業振興財団、読売新聞社、活字文化推進会議、公益社団法人全国学校図書館協議会

対象

図書館関係者(公共・学校・大学・専門など)/学校・教育関係者/読書に関わるボランティア/書店員/出版関係者/将来、図書館や出版業界を目指す学生/本テーマに関心のあるすべての人

定員

40名(予定)
※お申込み内容を参考に選考を行います

受講料

無料

お申込み

お申し込みはこちらから 申込受付を締め切りました
締切:2025年10月15日(水)正午まで

受講時の合理的配慮について

良好で快適な環境で講座にご参加いただくために、
受講者個々人でなんらかの困難な点がありましたら、
事前にまたは講座途中でもかまいませんので、ご相談いただければ幸いです。

お問い合わせ

「読書バリアフリーサポーター」係
問い合わせフォーム
TEL:03-3511-7305(平日10時~17時)