記事を検索

国民読書年フォーラム 「日本の言葉と文化を未来に伝える‐図書館はなぜ必要か」

 現在、子どもたちをとりまく読書環境は、学校図書館の充実や公共図書館との連携推進など数多くの課題を抱えています。当機構は、わが国の文化・情報資源の基盤である図書館の拡充を図り、誰もがいつでも利用し、人生や仕事に活用できる環境づくりに努めたいと考えております。
 フォーラムでは、271名が来場、阿刀田先生による基調講演では日本特有の言葉の文化と歴史や書物の価値、言葉遊びで培われる力についてなど語っていただきました。パネルディスカッションでは図書館の現状や可能性、読書活動や政策活動の指針について、それぞれの立場から体験談も交え語っていただきました。

[主催 文字・活字文化推進機構/共催 国立国会図書館/後援 文部科学省、図書議員連盟、活字文化議員連盟、子どもの未来を考える議員連盟、全国学校図書館協議会、学校図書館整備推進会議、日本児童図書出版協会、出版文化産業振興財団]

日時

平成22年4月17日(土)13:30~16:30

場所

国立国会図書館 新館講堂(東京都千代田区永田町1-10-1)

プログラム (敬称略

記念講演
「日本の文化を伝えるために―子どもたちの読書環境の重要性―」
  阿刀田 高(作家、日本ペンクラブ会長、文字・活字文化推進機構副会長)
シンポジウム
「子どもの読書と図書館の役割」
 パネリスト
  秋田 喜代美(東京大学大学院教育学研究科教授)
  磯谷 桂介(文部科学省初等中等教育局児童生徒課長)
  黒沢 克朗(児童図書館研究会、調布市立図書館)
  村山 正子(司書教諭、相模原市立鵜野森中学校)
 コーディネーター
  肥田 美代子(文字・活字文化推進機構理事長)