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公開ディスカッション「ドイツ読書基金から学ぶ社会の発展と安定のために『読書ができること』」

 活字離れ・読書離れに歯止めをかけ、国民の読書力を向上させることは、どの国でも大きな課題となっています。日本では子どもの読書活動推進法ならびに文字・活字文化振興法が制定され、また2010年の国民読書年に向けてより一層の活動の活発化が期待されます。一方、ドイツでは「社会の安定と発展のために」、Stiftung Lesen(NPO読書基金)が唯一の読書推進団体として、企業・行政と連携した読書推進活動を積極的に展開しています。

 東京ドイツ文化センターにて、ドイツより来日した読書基金のハインリッヒ・クライビッヒ氏(会長)とトーマス・クライネブリンク氏(副会長兼企画部長)が活動の紹介と事業の進め方について、肥田美代子氏(文字・活字文化推進機構理事長、JPIC理事長)が日本の読書関連の法律制定や国際子ども図書館の設立の経緯など、子どもの読書にまつわる環境整備について講演を行いました。

最後に参加者より沢山の質問に答える形でディスカッションが進められました。(参加者118名) 

主催 ドイツ文化センター/共催 財団法人文字・活字文化推進機構、社団法人日本書籍出版協会、財団法人出版文化産業振興財団]

当公開ディスカッションの内容は教育新聞1月29日10面に掲載されました。